天使の梯子~キミ想う・ボクの心~
朝美side



驚いた。


いきなり、健にぃがいるんだもん。


「健にぃ、どうして…?」


「どうして?って、こっちの街に転勤になって、きのう、引っ越してきたから、ちょっと、お前の顔でも、見にお前の家に行ったら

文化祭って、聞いたから、来てみたんだけど…」




カツカツカツカツ…

ガシッ!



「オマエさぁ~いつまで、朝美にくっついてるワケ?」


そう言って


健にぃが、修司くんの腕を掴んで

あたしから、引き離した。




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