ハートの苺キャンディー"THE運命?"
中はザワザワし過ぎて、会話がなかなか聞こえない。
「もう行くの?」
隣にいる絢ちゃんに聞くと、ケータイから時間を確認して言った。
「あと15分だし、一応行くよ」
「うん…人混み大っ嫌いなんだよね」
前は見えないし、ギャーギャー煩いし、気持ち悪くなる。
絢ちゃんはそんな私に気にもせず歩いて行った。
最近おいてかれてばっかだな…
絢ちゃんとの距離が離れそうになったから、洋服を掴んだ。
スーツ姿の人がいっぱいいる所では、持ち物検査をしていて、見に来た人達は一応しっかり並んでいた。
私達の番になると、やっぱり持ち物検査をされて、同時にチケットの端の折り目の付いてた部分を切られた。