キヨツカ駅改札口にて





最後まで読んでいただき、本当に、ありがとうございました。
このお話は、多少の脚色はされているものの、ほぼわたしの体験から書かせていただいたものになります。

2009年度末まで、都内某駅にて、駅案内係員をさせていただいていました。
全くの素人だった(特急と新幹線の違いがわかりませんでした)わたしに、優しく指導してくださった駅員さん達、優しく見守ってくださったお客様方、仲良くしてくれた向かいコンビニのお兄さんやお姉さん達。
ときに厳しく、ときに仲良く、ときにふざけ合いながら、あの駅で過ごした一年半は、わたしにとって、いろいろなことに気づかせてくれたかけがえのない時間です。

お話の中でも書かせていただきましたが、駅という場所は、様々な人達の行き交う世界の縮図のようなものだと、わたしは思っています。
あそこもまた、1つの世界なのです。

嬉しいときも、悲しいときも、つらいときも、しあわせなときも、常に皆様の生活の傍らにある『駅』を少しでも、すきになっていただけたならと思う次第です。


20100504
鈴木真心





< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

第六感ヘルツ

総文字数/33,675

ホラー・オカルト61ページ

表紙を見る
P.P.Qには秘密。

総文字数/8,209

コメディ20ページ

表紙を見る
ハローマイキャンディ

総文字数/13,186

コメディ32ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop