藤色アイルランド

別荘の怪~ジャッジスルー~

このあたりは狼が出るって言ってたし一応トラップは歩いたとこに50mごとにトラップ仕掛けとこ。どうせ別荘まであと300mだし。
あ、ようやく着いた。
さ、姉さんに挨拶でもしようかな。
「姉さん。調子どう?」
あれ、シェスタしてる?でも今4時だよね?いつもなら2時にシェスタるのに。
あれ獣耳?姉さんあんなのしてシェスタってたかしら?
まいいや。
「姉さん。どうして獣耳してるの?」
「マイブームですの。」
「じゃその手は?」
「手袋ですわよ。」
私はおかしいと思って布団をガバッと開けた。
そこには







気絶した狼がウィッグ着けてベッドに入っていた!!!
姉さんが呪いで狼に!



なーんて思わないわよ。
私はすぐにベッドの下を調べた。そこには誰もいなかった。
姉さんはどこへ行ったのだろう。まさかこの狼に!?
私の頭の中はこの謎によって高速回転を始めようとしていた。
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