戦国遊戯
状況は今起こっているのと同じような状況ってことみたいだ。

「…それで?」

『お互い、大きな被害を受けたみたいね。多くの部下を失ってるみたい。』

「あぁ…うそ」

『それから、信玄軍は、この戦いで、大切な武将が何人か死んじゃったみたい』

絶句する。まさに今の状況そのままだ。

『結局、戦って感じのものをするのはこれが最後。後、もう一戦、あるみたいだけど、それは信玄が避けたから、特に大きな戦いになることはなかったみたい』

「そっか…」

状況を考えてみると、自分のとった行動が、最終的には、歴史上の出来事と同じような状況を引き起こしてしまったのだ。

私がいなければ、もしかすると、こんな結果にはならなかったのかも知れない。歴史は変わっていたのかもしれない。

『それで、帰っ…これ……』

「もしもし?」

『はや…か…て』

ピーピーピーピーピーピーピーピー

電子音がした。見ると、電波が圏外になっていた。

「もしもし!?」

ぷーっぷーっぷーっぷー


せっかくつながったのに、電話が切れてしまった。
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