キスに恋して…1
エピソード7
初めての…
直哉は両手を一度、強く握りしめた
「ハァ…楓…もういい加減俺を見ろよ!」
「…うん…」
私は下を向いたまま答えた
「見てねえだろ!俺はココにいるんだよ!」
直哉は私を抱き締めた
「…うん……うん……」
私は直哉の腕の中で頷いていた
流れてくる涙を見られないように、頭を直哉の胸に付けて、ポタポタと涙を落とした
「泣くなよ」
「…うん……うん…」
やっぱり泣いてるのバレるよね
こんなに体、震えてるんだから
「ハァ…楓…もういい加減俺を見ろよ!」
「…うん…」
私は下を向いたまま答えた
「見てねえだろ!俺はココにいるんだよ!」
直哉は私を抱き締めた
「…うん……うん……」
私は直哉の腕の中で頷いていた
流れてくる涙を見られないように、頭を直哉の胸に付けて、ポタポタと涙を落とした
「泣くなよ」
「…うん……うん…」
やっぱり泣いてるのバレるよね
こんなに体、震えてるんだから