空(cherry蓮side)


「ごめん、

ばいばい」


うるさい周りの声なんて、

もう耳に入って来なくて


ドラマのワンシーンみたいに


時は止まった。


ボロボロ涙を流しながら泣いている亜美をスローモーションで見ているくらいしか出来なかった。


そして亜美は去って行った。


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