間違い電話 ~恋のトライアングル編~
タクシーの中でも私は誤り続けた。



「ごめんね、ごめんね?」



「大丈夫だよ。俺そんなに弱くないし。」



「でも・・・。」



「たぶん、骨は折れてないと思うよ。」



「ならいいけど・・・でも、すごく腫れてる。」



私ったら、泣くの必死に堪えるだけ。



「もういいよ。泣かないで?」



「う・・・ん・・・ぐすっ。」



「ほらっ!」



そう言いながら、私を戸田君は引き寄せた。






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