あなたの言葉につつまれて・・・ ~いつもそばにはあなたがいた~
そして、カフェに着くと
真希はもう座って待っていた。


「ごめん、遅くなって。」


「ううん、こっちこそごめんね。」


私は慌てて椅子に腰掛けた。


「で、昨日何かあった?」


「なんでその話なのよ!!」


「ちがうの?」


「そうだけど・・・」


真希が少し照れくさそうに微笑んだ。


「なんやそれ!!
で、どうだった?」



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