先生が好きです
先生が鍵を開けて向かいあわせで

椅子に座った。

「どうした?他の先生に怒られた

みたいだな。昨日も勝手に帰って。」

「先生。主役辞めたいです。

私には荷が重過ぎます。」と

言ったら先生が私を抱きしめた。

「何故辞めるんだ。くじで決めた

ことだろう。途中で投げ出す事が

許されないだろう。逃げ出すと

余計にクラスからいじめにあうぞ。」

「いじめにあってもいい。主役を

するよりはまあしだから」

「俺が許さない。絶対に許さない。

主役はお前しか出来ない。」

先生が強く抱きしめる。

私は先生が好きなのに

こんな事されたら先生を諦められない。

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