先生が好きです
「先生。どうしたんですか?

彼女はいいのですか?」と

先生は私を車に乗せて動かした。

「いないよ。彼女は。許嫁はいるけど。

鈴木が卒業したら、俺も学校を辞める。」

「ウソ・・・・・・。」

「許嫁の会社に入る予定なんだ。

だから最初で最後のデートを

鈴木としたかった。ダメだったかな?」

「いいえ。実は私も許婚がいまして、

卒業したら結婚するのです。」

「同じ立場なんだ。俺たち。」

「そうですね。」

「今日1日楽しもう。」と

先生がデートしてくれた。

最初で最後のデート。

先生。今日だけ先生の恋人でいさせて。
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