キスに恋して…2
「海でも見るか?」


「うん!」


少し車を進めると海が見えて来た


「朝、曇りだったのに、お日様出てるね」


「ああ〜ま、これで来年の初日の出、一緒に見る約束出来るじゃん!」


「見ても約束は出来るよ!」


「一度見ると、来年見るの面倒になるかもしれねえだろ?」


「面倒じゃないよ?」


「じゃ、また来年行くか!」


「うん!」


私達は来年の初日の出を見る約束を交わした


その約束の日が訪れないなんて、今の私は想像すらしていなかった…






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