キスに恋して…2
――――――…

私と直哉は帰り道、公園へ向かっていた


「楓、来月誕生日だったよな?」


「うん!誰から聞いたの?」


「ちょっとな〜」


「どうせ崇くん経由で亜矢が言ったんでしょ?」


「正解!」


「やっぱりね〜」


「何か欲しいもんある?」


「欲しいモノ?ない…」


「何もねえの?」


「今はね…でも考えとく」


私にとって、初めての彼氏と過ごす誕生日






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