幕末咲乱華

★三段突き

【朝〜通常〜】
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華「ふぁあ……ぁだッ！」





昨夜，酒を飲み過ぎて頭痛が酷い。


しかも山南・沖田・原田・藤堂・永倉と酒を飲んでいたのは覚えているが，後はどうなったのか分からなかった。


そんな事はさて置き，頭をさすりながら着物に着替え，土方の部屋へ行った。





華「おはようございます！土方さん！！」





土方は案の定，ぐっすりと眠っていた。


華は無理やり布団を剥ぎ取ると，土方の耳元で声を張り上げた。





華「もう朝なんですょ！大人なんだから，もっとしっかりして下さいょ」




土方「あ゛ーうるせェ！」
流石に土方も重たい目を開けた。





ドドドドドッ…


誰かがこの部屋に向かって来る足音が響いて，スパ―ンッと勢い良く襖が開き，土方に誰かが抱き付いた。





？「土方さぁーん！朝ですよン♪」



土方「だーッ！総司テメッ…何度言ったら分かるんだ？
いきなり抱き付いて来て気色悪ィんだょ！
まぁ…女だったら許せるけどな」





そう言うと，華に視線を送った。