Heaven
~6.結ばれた絆~


ずっと…さくらだけ。


ヒカルの言葉を聞いた俺は、心のどこかで安心をしていた。
もし、さくらだけじゃない、と言われたら殴っていただろう。

さくらもヒカルが好き。ヒカルもさくらが好き。二人の気持ちは一致しているのに…
なにも怖いことなどないはずなのに。
ヒカルは何で気持ちを伝えないのだろう?
俺はそこが不思議でたまらなかった。



俺はヒカルを見上げ、質問をする。



『何でヒカルは伝えないんだよ?さくらに』


すると俺の言葉を聞いたヒカルに変化が起こる。徐々に赤くなる頬。
目を泳がし、そわそわとしながら俺の隣に座る。初めて見た、こんなヒカルの姿。

可愛いと思ってしまう俺。


『いっ言えるわけねぇだろ!』


『何で?言えるだろ?』


言えると思うのに。
二人の気持ちは繋がっているのに─…


でも俺は何かを勘違いをしていた。
好きという気持ちがどれだけ重くて…
どれだけ…大切かを…


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