自閉症児の育児日誌
目に見えてこの障害を抱えてる方には皆、実に親切だ。目の不自由な方には手を貸してくれて、乗り物に盲導犬がいても全然不思議ではないし、耳の不自由な方の為に手話が有り、テレビには字幕が有る。しかし、見た目は本当に普通で何処も悪そうにない子供達。脳の機能障害を抱えている人は中々受け入れてもらえない部分が有るように思う。何故だろう…皆、同じ人間としてこの世に産まれ落ちている。機能障害に対しての知識が無い方にとっては「一風、変わった子」と見えるのかも知れない。仕方がない事だが悔しい気持ちでいっぱいだ。そんな彼女も今年、四年生になった。過去に有った事は今になっては笑い話しになってるが、その時期、その一瞬、一瞬は辛く悲しく、切ない気持ち。そこを抜け出した時、多分自分は以前より、昨日より強くなっている。
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