新しい光



「ゆい、どうかした?」


「みずしませんせいが…」


小さい声で呟く。

里菜はあたしの
目線を追う。


「あっ!ドンマイ」


「ドンマイどころじゃない」


あたしはもう泣きそうだ。


「来年頑張ればいいじゃん」



里菜はそう言った。




そんな問題じゃない…



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