運命のイタズラ

神「桐生…そうなのか?!」



隠しても仕方がないので俺は軽く頷いた。



男子「そうだったのか…!俺、てっきり先生が偶然見つけたんだと思ってた。」



赤「………悪い…!俺、そうとも知らずに…。」



亮「いや…。知らないのも当たり前だよ。俺も美加が言うまで忘れてたし…。」



そうしてやっとクラス全員が納得した。
それから、るかの退院パーティーをするという話になり、当日まで準備をすることになった。
そしていよいよ当日。
ドクターによるとるかは1週間前に早めの退院をして、1週間は自宅安静という形をとっているらしい。
というわけで、今日がその1週間たった日。
教室はパーティー気分ですっかり飾られていた。
校長にも許可をとったらしく、邪魔は入らない。



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