キラキラ☆サン ビーチ
「タオル…?」


水玉模様のタオルとピンク、赤、黄色のストライプ柄のタオルが2枚。


「今年の夏は暑いから沢山汗をかくと思うので俺たちからプレゼントです」


「……ありがとう」



誰も話しかけてくれなかったけど……みんなあたしのこと考えてくれていたんだ。


「まだまだ、不慣れな部分があるけど……

これからよろしくお願いします」



パチパチと…部屋イッパイに拍手が沸き起こった。


ちょっと視線を移してみると、桐谷と目があった。


「お・つ・か・れ」


口パクだけどそう言ってくれた。



あたしの歓迎会があるのを知っていたから昼間あんなことを言ったのかな?



バイトや夏祭りには行けないけど……
楽しみな夏になりそうだ。








< 16 / 83 >

この作品をシェア

pagetop