キラキラ☆サン ビーチ
「……具合…」


「ん?」


「具合が悪くなったらすぐに言ってね」


「ん、りょーかい」



桐谷のバスケへの気持ちを考えると、きっとこの後の試合は何があっても出るはず。


マネージャーのあたしが止めたって言うことは聞かない。


それが『桐谷 陽太』だ。




「本当に、大丈夫?」


「あぁ、大丈夫だから」


今は桐谷の『大丈夫』を信じるしかない。


具合が悪くなったらすぐに言うって約束したもんね。


…………大丈夫。








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