鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
「香織…」


「ん?」


耳元で囁く啓吾の吐息がくすぐったかった


「香織の事…抱きたい。でもね、まだ怖いんだ」


「うん」


「だから…徐々に…で良い?」


「焦らなくて良いですよ…啓吾」


「んーこんな時名前だけで呼ぶなんて反則」


「クスクス じゃあ啓吾ちゃんは?」


「ぶっ…それやめて」


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