明日への扉
リスのようなクリッとした瞳は、昔と変わってなくてホッとした。





どんどんカッコ良く、たくましくなっていく彼が…



ますます遠い存在になっていく気がしてたから。











篤史、覚えてる?




中3の時、あなたが作ってくれた、雪だるま。




すっごく嬉しかったよ。




だから今日は、私がお返しするね。




『何だよ、これ。濡れるじゃんか。』



って、怒ったかな。






ふふっ……。











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