明日への扉
未来へ

携帯電話

『♪♪♪♪〜』




着信音が聞こえ、ポケットから携帯電話を取り出す。




『あ、先生すいません。患者さんの事なんですけど…』



電話は病院からで、私は指示を伝えた。





電話を終えて、目の前に広がる桜の木を見上げた。




「懐かしい… もう少し後だったら、咲いてたのになぁ…」






同窓会の通知で色んな事を思い出し、今日は高校に来てみた。






すぐそばのグランドでは、野球部が練習してる。




アイツもあんな風に、走ってたなぁ… ふふっ…







冬の夕暮れは早い。




夕陽でオレンジ色に染まった校舎が、懐かしいよ…。





「ちょっと、いいよね。卒業生だもん。」



校門から入り、少し歩いてみる。







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