元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~
お父さんの腕を掴む
目の前のドアが開きお父さんと歩く
一歩一歩幸せを噛み締めながら
皆の顔が少し霞んで見える
お父さんと過ごした小さかった頃の想い出が鮮明に蘇る
あの頃より年老いた父
一緒に暮らせなかったけどお父さんは私の大切なお父さん
当たり前のことだけどお父さんがいなかったら今私はここに存在しない
命のもと‥
お父さんの腕から貴志くんの腕へ移るとき
「お父さんの子供で良かったよ‥ありがとう」って気付いたら言葉にしてた
お父さんはまた涙ぐむ
「貴志くん‥私の大切な彩を宜しくお願いします」
「はい。分かりました」
私もまた泣いてしまった