【実話】星になったキミへ
『かすみちゃんと逢ってない』



その言葉は、多分本当だ。



健は、嘘はつかない。



そういう所は、人に対して誠実な人だ。



゙何やってんだ??″



は、私だね。





私は、何で一人の人に愛されようとしないんだろう。



何で、健の愛を信じないんだろう。



どーして……。



私は、健をじっと見つめると、



「健、私のコト、好き??」



「……うん。」



「健…んッ。」



始めて、私の方からキスをした。



そのまま、健にお姫様抱っこをされ、健の部屋へ。



ドサッ。



優しくベッドに降ろす健。



そして私は、健に愛された。



まこちんに愛されたままの私を、健は優しく愛した。



もちろん、知らないから愛せたのだろう。



私は、罪悪感はなかった。



健からの寂しさを埋めるために、まこちんと逢っていたからだと思う。



二人の男に愛されて幸せだった。



例えそれが、偽りの愛でも………。


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