【実話】星になったキミへ
「わかった。じゃぁ、帰ってくるよ。」



「ホントに!?よかった!じゃぁ、帰って来る日取りが決まったら、また連絡頂戴ね。」



「わかった。」



私は、電話を切ると、考えた。



もちろん、レイのコト。



レイに逢えなくなるのは、淋しい。



いつだって、私が堕ちてる時に、レイは側にいてくれた。



何も聞かずに、ただ、私を持ち上げてくれていた。


゙レイと逢えなくなるのは、嫌だよ…。″



でも、仕方ない。



勘当だけは、されたくない。



せっかく、レイのコト、好きになったのに。



私は、少しだけ、泣いた。


今日、レイに逢ったら言わなきゃ。



今までありがとうって…。
< 246 / 315 >

この作品をシェア

pagetop