【実話】星になったキミへ

再会

久しぶりの我が家。



゙なんだか、懐かしいな″


私が、荷物の整理をしていると、お母さんが入って来た。



「りんちゃん、ちょっと、いーい??」



「何??今忙しいんだけど…。」



そっけない私。



「言っておかないといけないコトがあるの。」



私は整理を続けながら、


「手短にお願い。」



「健くんが来たわよ。」



「は!?」



さすがに手が止まった。



一瞬、お母さんが何を言っているのか、理解出来なかった。



「一ヶ月位前に、健くんが訪ねて来たわよ。」



「マジで!?何しに来たの!?」


「さぁ??お母さんにもわからないけど…。『県外へ行ってますよ』って言ったら、『わたりました』って言って帰って行ったわよ。」


「何で、もっと早く教えてくれなかったの!?」



今頃言ってくる母に、腹が立った。



すると、母は、



「だって、りんちゃん忙しくて、あまり電話するなって言ってたじゃない!?」



そうだけど、健のコトとなれば、話しは別だよ!



でも、ここでお母さんを責めてもどうにもならない。


私は、



「わかった。…電話するから、出てって。」



母が部屋を出て行くと、私は、健に電話をかけようと、携帯を取った。



が、怖くてダイアルできない。



私が健にしたコトを考えると、しきらなかった。



でも、何で家まで来たのか知りたい。



家に直接来るなんて、何か、余程のコトが起きたに違いない。



゙よし!腹、くくろう!!″


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