【実話】星になったキミへ
そこにある幸せ

君ヲ想フ

ある昼下がり、健斗にミルクをあげてると、携帯が鳴った。



「お母さん、ちょっと変わって。」



私はお母さんに健斗を任せると、携帯を取った。



表示を見ると、



『まこちん』



゙えっ!?まこちん!?シャバにいるの!?″



「もしもし!?」



「おー。久しぶり。りんちゃん。」



「まこちんー!?どうしてたのよ!?心配してたんだよ!?」



「ゴメン、ゴメン。バタバタしてたからさ。」



「元気にしてたの!?」



敢えて逮捕のコトには触れない私。



だって、聞かれたくないだろうし。



「元気だよ。りんちゃん、結婚したんだって?」



「えっ…??何で知ってるの??」



「俺の情報網なめないでほしいなぁ。」



「だったねー。」



でも、誰に聞いたんだろう…。



気になる。



「今、県外なんだよね??」



「その情報古いよー。実は、離婚して実家にいます。」



「マジでー!?電話して良かったー!!」



あまりのまこちんの喜びように、私は、



「何でー??」



「俺とやり直さない??」



「はぁ!?そういう用件なら電話切るよ。」



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