【実話】星になったキミへ

宣告

翌日、私は精神科白坂病院にいた。


この病院は、初診だ。

前の病院は、治すつもりで通っていたんじゃなく、眠剤欲しさに通っていたので、病名もただの不眠症だったし、薬の話し以外したことなかったので、本格的に精神科にかかるのは、今回が初めてだ。

周りを見回すと、みんな、暗い表情だ、


゛当たり前か…悩みのある人しか来ないもんな″


゛どんな、先生なんだろう…″


私は、話す内容を頭の中でまとめ始めた…と、ここで…


「番号札55番の方」


あたしだ!


母と二人で診察室に入った。
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