【実話】星になったキミへ

お見舞い

やっと、朝…


朝日が、目にしみる。

私は、一睡もせずに、喫煙室で夜を過ごした。


そう、今日は待ちにまった『日曜日』だ。


この日をどんなに待ちわびたことか…


……でも、来ないかもしれない。


一晩中考えていて、


゛私の考えが甘いのかも…″


と、思うようになっていた。


だって、私は、別れた女だ。


もう、健の彼女ではない。


元カノ…なのだ。


しかも、健の大っ嫌いな、


『メンヘラ』


になり、健の大っ嫌いな、


『精神科に入院』


している。

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