桃色ドクター【番外編】
●由美子パパ目線●

自分にできること





-由美子パパ目線-





私にとっては、息子のようなかわいい存在だった。



瀬名仁ノ介。




医者である私が、初めて彼を見たのはもう10年以上前だ。


夢と熱意を持った彼を見て、昔の自分を思い出していた。




出会った頃の仁ノ介君は、今よりもずっとモテていた。


今はすっかり『爽やかドクター』の顔をしているが、当時は少し不良っぽい雰囲気があり、患者さんだけでなく、同僚や薬品会社の女性からもモテていた。




仁ノ介君を娘に紹介する気など全くなかった。



あの頃はね。





こんなにもモテる男性は危ない。


娘に苦労をかけるだけだ。





< 152 / 173 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop