-君に愛してると言いたい-
いつもの帰りの電車。
ホームで声をかけてきた彼。

『いつも見ていたんだ』

私にだって見覚えくらいある。いつも同じ時間、同じ車両。
いつも、いかにもアイロンの効いていそうな白いシャツを着た男の子。黒ぶち眼鏡の男の子。

見る と 目に入る は、やっぱり別物だろうか?

私は全然興味なんてない。
ただ、いつも一緒の電車だから自然と覚えた、ただ、それだけのこと。

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