蜜愛

何度も、声に変わる前に息が詰まって呼吸を止めた。

そして再び吐き出すときに、全然かわいらしくない吐息に変わり、彼が興ざめしないかと余計な事を気にした。

いや、もしかしたら。したかも。

その証拠に、くるっと裏向きにされて、彼は私のお尻を高々と持ち上げた。


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