キスに恋して…3
「うん…浩ちゃん優しくて…時間ある時にまた会おうって」


「そっか…」


「誕生日なのにね…」


「浩ちゃんがわかってくれてるんならいいんじゃない?」


「それが、私、熱があったのは先生って言ってなくて、お母さんがって嘘ついたの」


嘘をつくと、バレたらどうしようって心配でたまらない


「先生って言うより、お母さんで正解だと思うよ!?」


「本当?」


「だって自分の誕生日に、会うのをすっぽかして、他の男を介抱してたなんて、普通は聞きたくないでしょ」


「そうだよね」


私、浩ちゃんに嘘ついちゃったけど、きっとバレないよね






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