キスに恋して…3
先生は私を椅子に座らせてタオルをお湯で濡らして、私の目に当ててくれた


「こんなになるまで泣いたら、せっかくの可愛い顔が台無しだ」


小さな声で呟いた先生


不覚にもドキッとした


何を言うの?


「しばらくこうして、少し落ち着いたら、仕事に戻ればいい。先輩達には俺から伝えるから」


「はい…ありがとうございます」


私は温かいタオルを目に当てたままお礼を言った


やっぱり先生、いざとなると優しいんだ


私は先生に、少しずつ好感が持てるかも…と思っていた







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