キスに恋して…3
ずっと実家にいる私


住所なんて調べようと思えば簡単に調べられることにも気付かず、普段と変わらない日々を過ごしていた


直哉のことも気にならなくなった頃、仕事を終えた私はリビングのカウンターの上に置かれている一枚の封筒を見付けた


私宛て?


部屋に行き、ドキドキしながら封筒を開けた


『森下楓様

お手紙ありがとうございました

今の俺は大学を卒業後、バーテン兼オーナーとして頑張っています


いつか、彼氏と俺のカクテルを飲みに来いよ!


約束だからな!


藤村直哉』




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