君の顔
あたし、君を忘れたくない。


ジリジリと記憶は太陽に焼かれてしまうけど。

いつか全部焼かれて、忘れてしまうのかもしれないけど。



あたし、本当は君の顔も声も覚えてるのかもしれない。

忘れたふりをしてるのかもしれない。


忘れたふりをして、君を探し続けたいのかもしれない。


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