─The queen love─




「シャワーはいってこれ着な」



中村佑亮の家に入ってスグに、中村佑亮の服だと思われるものを渡された。




「え・・でも・・」



「いいから。濡れたままじゃ風邪ひくぞ」



「う・・うん・・」




私は中村佑亮にお風呂場に案内され、シャワーに入った。



「で、でか・・・」


思ったよりも中村佑亮の服はでかかった。



「ぶかぶか?」



ひょこっと中村佑亮がでてきてそういった。


「ま、まぁね・・」



「一番小さいサイズだけど・・。やっぱぶかぶかか。まぁいっか。少し休んだらお前んち送ってく」



「え。あ。。ありがと・・・う」



涙はシャワー入っているときに自然ととまったけど、あの怖さはなんだか忘れられない。



中村佑亮の怖さもあるけど・・・



いじめられた時のあの怖さ・・。



いつもはあんな人たち怖くないのに、あの時だけ怖かった。


なんでだろう?



怖くて力がはいらなかった。




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