鏡の中の彼と彼女 ~第三章~
「最後までしない…でも…香織を感じたい」


啓吾の言葉に香織は目をゆっくり閉じた

啓吾はゆっくり唇を這わした


唇から頬、耳、首…啓吾の唇と手は香織の体の隅々まで這わす


「んん…はぁ…ぁ」


「ああ…香織、柔らかくて甘い…女性がこんなに美しいなんて…」


ワインの香りに包まれて…
香織はもちろん啓吾も初めて感じる感覚に酔っていった…
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