アルタイル*キミと見上げた空【完】

「こいつは・・・・汐は絶対に渡さない」



修ちゃん?



首を向けて、修ちゃんの顔を見ることも出来なくて、



目の前の凱の顔を見ることも・・・出来なくて、



私はただ、唇をかんで下にうつむいた。




「じゃぁ、さっきの・・・」


「凱、やめて!!」



言いかけた凱は驚いたように私を見てから、一瞬切ない表情をして、言葉を止めた。



「さっき・・・?」


不審そうに私と凱を交互に見る修ちゃん。


凱はしばらく黙ってたけど、たまらないように話し始めた。



さっき見た2人の光景のこと。


綺麗な宝石店。










< 157 / 640 >

この作品をシェア

pagetop