伝説プリンセス


~Butler~


「それじゃあ…ここはもぅ海賊に支配されているのですか?」


ブーガル副将軍がハハッと笑う。


「いやいや。それは大げさすぎる。


ただ海賊が来たという情報が私の耳に入ってきたので


このキャッスルで待機しているだけだ。


まぁ、ガザニエル大佐は野暮用が出来たらしいが。」



「っで、それでライナ姫と何が関わっているんです?」


すると副将軍は机からトランプを取り出した。


「最近、私はタロット占いにはまっておってな、


占いによるとライナ姫は今後、海賊と関わりを持つらしい。」



「はぁ!?」



占いって…海軍副将がそんなものに頼っているのか。



「それで君にはこのキャッスルにひそんでいる海賊を倒してほしい。


そしたら、ライナ姫の運命が変わるかもしれない。」



「占いって…そんなの信じろと?」


「君はデイビットと男を捜しているんだろう?」


ピクッと僕は反応した。


「彼も昔は海賊だった。額は少ないが賞金首でもあるからな。


どうだ?話はそう難しくはないだろう?」


「なぜ…僕を使うんです?」


「だから、占いだ。」



「それ以外にあるはずです。」



廊下が騒がしくなる。


「見つけたぞ!捕まえろ!!」


デイビットが見つかったのか。



副将軍がニコリと笑う。



「さぁ、行って来い!!


君がお守りするお姫様のためにも。」


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