あとがき



最後まで読んでいただきありがとうございますm(_ _)m


『空』は過去を乗り越えるをテーマに書いて来ました


妹を亡くした ちょっぴり傷つきやすい女の子 風羽と


義理の母との間に子供がいる不器用な男の子 伊織


風羽は妹のフリをして伊織と逢い、惹かれ 妹の死を乗り越え、過去の恋愛の傷を乗り越え、だけど伊織の過去は重たくて


伊織は私の考える『男の人の脆い部分』を前面に描いて来ました。

優しいけど優しさを支える強さが足りない それが伊織のイメージで

風羽は そこに惹かれてしまうんですね

決して人は良いところばかりに惚れるのではなく脆い部分こそ愛しく想えるのかなぁ?って


つらい風羽を最後まで支えた てっちゃん。いや彼は主人公の伊織を差し置いて人気でした(^_^;)
てっちゃんは男女間の友情を描きたくて いつでも風羽のそばに置きました

てっちゃんにも空羽との切ない思い出があって

最後まで てっちゃんは良い奴でした



長い長い拙い話に最後までありがとうございましたm(_ _)m


明日、明日

未来は明日の積み重ね

皆さまの明日が待ち遠しい明日でありますように



2009.7.4

桜沢 リン


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