エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
「おっちゃんもなかなかやるね〜!」

火菜はわざと茶化して言った。

「俺をあんまりナメんなよ!」

二人は笑い合った。

「じゃあ火菜。 お前の仕事は勇への発信とそのペンダントを調べる事だ。 何らかの仕掛けがあるハズだから…。」

「分かった調べてみるよ。」

「それから弥生さんも無事でいる。ただし逃亡中だけどな!」

「えっ!本当に!?」

「ああ」

「良かったぁ〜。」

「お前はお母さんに連絡したか?心配してるだろう…。」

「うん。本当はその事を一番に報告したかったんだ……。」

火菜はあの“脱出の日”の事を思いだしていた。


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