友達の彼氏
第三章

飲みにでも行くか

朝、会社に着くと、珍しく椎名さんが来ていた


「おはようございます」


私は挨拶をしてデスクにカバンを置いた


コーヒーを入れて椎名さんに差し出した


「ありがとう」


「いえ…」


私はデスクに戻ろうとした


「河上!例の件、すまなかったな。先方と連絡取れなくて、また日を改めることになったよ。また何か頼むかもしれないが、よろしくな」


「わかりました」


昨日、やっぱり会えなかったんだ






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