かるぼなーら

ドアを開けると
髪の毛も服も
びちょ濡れの
赤坂さんがいた。
手には白い箱を
持っていた。





わたしは黙って
洗面所にタオルを
取りに行き、
赤坂さんに渡した。
< 10 / 33 >

この作品をシェア

pagetop