彼氏はお医者さま


時間が立つのを忘れて


しまっていた・・・


こんなに楽しかったの


いつぶりだっけ・・・


わたしの仕事の事・・・


先生の仕事の話・・・


和也と先生の学生時代の


話・・・


途中、先生が病院から電話

が入るまで、わたしたちは

ずっと途切れることなく


話していた。


またなんか心配事あったら

連絡して・・・


最後に彼はそう言って、


病院に戻っていった。


あれ・・・


もしかしてあの患者


私ってわかってたのかな・・

結局、わたしはその時の


ことを彼に話さなかった。

せっかく楽しいこのひとと

きを壊したくはなかった・・

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