WETHER
第三天候 データのち仲間
楓が怪盗なります宣言した後…


あれから何度もやめるように説得したものの、

「あんたの正体、警察にバラしてもいいんだけどな〜」

なんて言われて、やむなく承諾した。
あれから3日か…
やっぱり、怪盗ウェザー(俺)の噂は瞬く間に学校中を駆け巡った。

「今度は博物館からだってよ」

「マジでスッゲ」

「しかも、そこの館長さー盗まれたお宝以外にいろんな物を違法ルートで手に入れてたのが分かったんだってよ」

「嘘〜」

「そういえば、ウェザーっていつもそういう『法』にふれている悪人ばかり狙ってるよね」

「そう言えば、この前のロシア人富豪も、麻薬を持ってたんだよな」



ウェザーがでた後は必ず学校中がこの話題だ


昼休み…

「あ、いたいた」

屋上の俺の所に、楓が来た。

「なんだよ」

「一緒に食べよ」

「あ、ああ、いいけど」
なんか、キャラ違う

「お前、何企んでる」
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