☆先生×ウチのイケナイ関係☆
「…さんは2-2の28番。羽野さんは2-2の29番。…」

2-2?!?!

2組トカ初めて!!!!!

小学校のときは1組か3組だったのに…

中1んときも1組やったしぃ、

なんか新鮮。



「千夏~ウチ等また一緒やね!よかった~。」

そう言ってるのは、1年のときからクラスと部活が一緒やった、羽藤久美(ハトウクミ)。

あ、ちなみに吹奏楽部だよ。

「うん~ウチもくーちゃんが一緒で安心した。」

(あ、久美の「久」からとって、くーちゃんね。)


「でも、問題は…」

「「学級担任!!!!!」」

ただいま、体育館。

始業式開始5分前。

生徒達でざわついている。

「くーちゃんは誰がいい?」

「んー…誰でも…あっ、武俊はヤだな。」

武俊…武田俊子先生。体育が担当で、去年きたばかりやのに、勢力が…とにかくヤバイ。

すごいエラそうやし。怖いし。

「うん、ウチも嫌や~。」

「で、千夏は?」

「う~んと、あ、香夏子先輩の元担任の、ええっと…あ、翡翠先生がいいな。」


香夏子先輩ってゆーのは、吹奏楽部でウチと同じ、フルートを吹いていらっしゃる

美翼香夏子(ミヨクカナコ)先輩。

まぁ、ウチの理想っつーか…

で、翡翠先生は、香夏子先輩の担任だった、翡翠翼(ヒスイツバサ)先生のこと。

まぁ、この先生、めっさカッコイイわけですわ。うん。

先輩にゆーたら、「え~ありえん(驚」ておっしゃられてとったけど、

ウチの好み。

「へぇ~、まぁ翡翠先生やったらいいね。」

さて、どうなるのやら…

< 3 / 66 >

この作品をシェア

pagetop