先輩は俺の幼なじみ☆
「ま、しょうがねぇな。明日はちゃんと来いよ。」
爽やかに笑う先輩は、すっごいカッコイイ。
だから俺も笑い返して、はい。と答えた。
「あれ?翔?」
いきなり後ろから声がして、その声を聞いてドキッとした。
この声はー…
『亜優?』
後ろに振り向きながら言う。
「やっぱり翔だ!何でここいんの?」
嬉しそうに、さらさらの髪を揺らしながら歩いて来る。
『ん、先輩に用事で。』
「あ~、部活の話しか。」
『うん、まぁね。』