オッドアイ
パタン。

部屋を出てしっかりドアを閉めてから俺は睨みを利かした。


「盗み聞きとはタチ悪いな、邦良」

「あ、ごめんわかってた?」

「わかってたじゃねーよ勝手に裕太ん部屋入んなよ!」

「入ってないよ。ってか学校行こうや。遅刻するよ。」

「・・・。」


どうやら父親が死んだというのは全くの誤報だったらしい・・・。

それを知ってからへらへら

しやがって・・・。

家に帰れば良いのに

結局は帰らないつもりらしい

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